早めの点灯
昼間の視力が1.0ある人でも、夜間になると
視力は0.1、つまり10分の1におち相当な近視となり、
少し離れたところの物をはっきりと見ることができません。
このような状態になるのを『夜間近視』といいます。
このように、夜間の運転は目が近視状態になってしまううえ、
ヘッドライトをつけたとしても、ライトを下向きにしたときには、
光が前方左側40メートルしか届かないために、その先にある
危険な対象物を見つけることはできません。
交通事故は、夕方近くにもっとも多く発生し、また
夜間に死亡事故などの大きな事故が多いのは、
この『夜間近視』が大きな原因の一つになっています。
暗くなる前に早めに点灯しましょう。